5.12.2010

Ng Ah Sio 黄亜細肉骨茶餐室 リニューアル

リトルインディアから一駅のFarrer Parkにあるあの肉骨茶(バックーテー)で有名なRangoon Rd. のNg Ah Sioはようやくリニューアルオープンした(4月上旬にシンガポールへ訪れた)。早朝のオープンを狙い、お店へ(まだ薄暗い)。ちなみに私はどうしても日本人の「バクテー」という発音がスキになれない。そう聞こえないし。バク転にも聞こえる。幾度となく現地の人たちと話しているが、バックーテーかバークーテーだ。こんな事言ってるのは俺だけか?日本語を話さない人が天婦羅の事を「テンプーラ」や寿司の事をスーシーというのと同じだ。そう考えるとま、仕方ないか...
さて、店内はモダンな作りになっていてエアコンも完備。私はもともとエアコンが嫌いなのだが、シンガポリアンはエアコンをガンガンにしすぎる国民性がある。中国系であれだけ体を冷やすのは良くないという教えがあるのにだ。しかも、エアコンがある飲食店を優先する嗜好にある(一般的に)。ライティングにも拘っている。普通はネオンですしね。テーブルやイスはレトロなコピティアム(コーヒーショップ)をイメージしている。
肉骨茶といえば一緒に頂く中国茶が素晴らしい。以前はヤカンとガスストーブ(一部炭火)だったのだが今はティファールのように電磁式。おまけに蛇口まで完備。便利になったものだ。しかし、なにか生まれるとなにかが失われる。その捉え方は人それぞれだが、やはり私は前の店構えがスキだ。
という事で前の店の写真。どうですか、こののんびりと時を過ごすサマ。まさにスローライフ。朝食だけでゆったりと45分。小鳥のさえずりを聞きながら...
おまけに厨房にまで入れてもらいましたよ。ポロシャツもわがままをいって譲ってもらいました。かなりヴィンテージで初期のやつです(9年前)。今はもう厨房は奥の方に入っていて、見れませんが、このアットホームな感じはいいですな。

3 件のコメント:

ina さんのコメント...

はじめまして。
明日シンガポールに行くので、明後日このお店にいきます。楽しみです。
肉骨茶は、マレーシアのクラン(発祥地)でも食べたことがありますが、シンガポールのこのお店の味がどのように違うのか楽しみです。

バクテーの発音...なるほどねぇ、発音は難しいですねぇ。でも、そういうことを考えるのは大事だと思います。私もその考えには賛成です。

似たような話で、私も南インドのタミル・ナードゥ州の料理がもっとも好きなんですが、ときどきタミールと間違った発音や書き込みをされている方を見るたびに、ため息がでます。
実際タミル文字では、ミの部分は明らかに長音ではないのですが(ルの部分は本来日本語表記は無理です)。

Shigeki Koshiba 小柴茂樹 さんのコメント...

inaさん、コメントありがとうございます!Ng Ah Sioはクランのものとは大分ちがいますけど(潮州スタイルで白胡椒とにんにくが味のベース)おいしいですよ。肉骨茶だけでなく、煮込んだポークナックル(酸っぱいチリソースと食べる)もお進めです。Inaさんもマニアックですね....

ina さんのコメント...

はい、超マニアックです(笑)。
肉骨茶、ますます楽しみです。ボークナックルも注文してみます。
滞在日数がほとんどなく、他にもいろいろまわるところがあるので、いけるのは日曜の朝しかないのが残念ですが。