3.06.2012

肉骨茶・バックッテー 広東風 Cantonese Style Bak Kut Teh

バレスティアロード(Balestier Rd.)やゲイラン(Geylang Rd.)付近には意外と肉骨茶を売っている店が多い。ちょっとした激戦区だが、恐らく深夜営業を目的としているので、そのエリアにお店を構えるのが、営業的に妥当なのだろう。マレースタイル、テオチュウ、ホッケンスタイルの肉骨茶は結構探せばあるのだが、広東風というとあまり一般的ではないので出会すのには一苦労する。シンガポールの西側にある、テロックブランガ(Telok Blangah)に小型なフードセンターがある。そこにあるのが、Xiu Jie Claypot Bak Kut Teh. (ショージィエ・クレイポットバックッテー)。ここは広東風のバッ・クッテーを専門にしているお店だ。私の調べたところでは、広東風は漢方薬が効いているということなので、そこに注目した。ここのはにんにくと白胡椒がテオチュウ風と比べるとすごく微量だ。うっすらと薄茶の透明なスープは濃いホッケン風でもない。ただ、漢方という面ではよく似ているが、全体的に広東はやさしい味がする。甘さもホッケンと比べて、非常に控え目だ。ちなみに浮いているのはクコの実だ。食べ方は、他と全く変わらない。ユーチャークエ、白米そして濃口醤油にスライスチリ。にんにくの風味が好きな人には少し物足りないかもしれないが、やはり、ポークリブスープはどのスタイルでも飯が進む、この世で最高の朝飯だ。中国茶との相性も抜群だ(これが無いと何かもの足りない)。

I've finally found a place that serves Cantonese style herbal bak kut teh. Teochew and the Hokkien bak kut teh are popular and well acknowledged with the locals but I am not sure if even the local people have an exact idea of what Cantonese style bak kut teh is. Although, I myself is frankly dubious that having just one bowl of Cantonese style bak kut teh equals "I know what it is all about." Anyways, it was a lot of searching over the internet to find this place at Telok Blangah Dr. Food Centre. 秀姐砂煲肉骨茶・Xiu Jie Claypot Bak Kut Teh. The soup comes in claypot and as you can see, there are wolf berries floating (and also angelica sinensis). The soup is not as dark as Hokkien like Morning BKT Hong Lim Complex but darker than the Teochew type like Rong Chen or Joo Siah but equally dark as Ng Ah Sio or Song Fa. Flavor-wise like defined, it is quite herbal and not garlicky or peppery at all. Not as sweet and robust as the Hokkien one but equally herbal -pronounced angelica sinensis root aroma (当帰). Very soothing actually, and subtle.

1 件のコメント:

りむ さんのコメント...

小柴シェフさま  初めまして。 今日、六本木の方に予約しようと思ってHPをみて大好きなバクテーの記事に目がとまりました。 転載禁止に気付く前に自分のFBにシェアしてしまいました(-_-メ)  もし不都合のようなら恐れ入りますがお知らせくださいませ。  六本木店はオープン当初から主人と通っておりまして、中西さんには「Limです」と言えばおわかりになると思うのですが。。。今日は予約これからとれるかなー、無理かなー、Anyway もう口がシンガポールフードの味になってきました。 行けるといいなぁ。。。