ノニャ料理にはKerabu(ケラブ)というサラダ料理がある。味付けが非常にタイ料理と似ている部分がある為、タイの国境に近いペナンには様々なケラブ料理が存在する。味付けは赤唐辛子・ブラチャン(写真3枚目)・ライムジュース・塩・砂糖とシンプルだ(いわゆるサンバルブラチャンの和え物と考えた方が良い・写真4枚目)。このベースの味付けで色々なケラブが出来るのだ。ちなみにペナンのブラチャンはタイのガピ(カピ)の色と風味もマラッカのよりは良く似ている。ちなみにマラッカのブラチャンはペナンのブラチャンよりも赤みがかっているのが特徴だ。ペナンのブラチャンの色はチョコレートのような色をしている。これは、発酵の時間が違うことから色と風味の違いが出ると考えられる。さて、今回は最もシンプルなキュウリのケラブだが、好みでパイナップルをたしてもおいしい。味のほうだが、塩辛に酸味と甘みと足して野菜を和えたような感じである。もともと塩辛は酸味を足すと以上においしい。私は鰹の内蔵の塩辛に米酢をよく足す。漁師を父に持つ私の父に教わった。ちなみにティムンとはマレー語でキュウリの事だ。ケラブティムンはサンバルティムンともいわれている。
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