4.21.2009

Pee Hu, Dried Sole (Plaice), 扁鱼干

シンガポールにはイカンビリス(ikan bilis)という煮干がある。それに似たものが、鰈の干した
ピーフー(pee huまたの名をティッ・ポー、ビアン・ユー)だ。イカンビリスは、中国系だけでなく、マレー系とインド系にも使用され、幅が広いが、ピーフーは、私の知る限りでは、中国系だけが使ってると考える。しかも、福建と潮洲限定だ。シンガポールの国民的麺料理(潮洲系)、バクチョーミー(bak chor mee)には欠かせない食材となっている(写真2番目)。その他、粉々にして雲呑にいれたり、ふりかけにしたり、調味料として使うケースが多い。ピーフーは中国の福建省から来ているそうだ。そのまま食べるには小ぶりなものを使用している。サイズは20cm程だ。干物のように、そのまま天日干しされているわけではなく、10時間程塩漬けをした後、水洗いをし、天日干しされる。最終的には、50℃の温度で乾燥仕上げされる。次回は是非、ピーフーを作っているところを撮影したいものだ。


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