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シンガポールを代表するシーフード料理はチリクラブ。しかし、その歴史は以外と古くなく、1950年代に初めて、Madam Cher Yam TianとMr. Lim Choon Ngee(夫婦)が初めて考案した料理だ。チリソースとトマトソースを合わせて、そしてなんと中国の蒸しパンではなく、スライスしたバゲットでソースを味わうという斬新なアイディアもその頃に紹介されている。当時は炭火を使い、カラン(Kallang)付近で小さなお店を持っていた。しかし、口コミで広がり、1963年にはアッパーイーストコーストロード(ビーチ沿い)にパームビーチ(Palm Beach)というシーフード料理屋をオープンする事になった。今もそのパームビーチシーフードレストランはブランドとしては健在だが、1984年にブランドを大手へと売却した。元祖チリクラブの味に興味ある方はマリンパレードにあるローランドレストラン(Roland Restaurant )へ足を運ぶといい。ここは、息子さんが経営する、元祖の味を守り通しているシーフードレストラン。今では、どのシーフードレストランもチリクラブをメニューに入れて、味はお店によって全く違う。決まっているのは、チリソースにほんのり甘さと酸味そして溶き卵を使用しているところだけだ。私は個人的には、ゲイランにあるNo Signboard Seafood Restaurantのチリクラブが好きだ。色々、支店はあるが、ゲイランが一番だと感じる。さて、ペッパークラブはどこの発明だろうか?次回はペッパークラブのお話。