8.02.2011

Char Kway Teow チャークエイティオウ Singapore & Penang 炒粿條



シンガポールとマレーシアのペナンにもチャークエイティオウは存在する。その英語表記は少し違っている:シンガポールはChar Kway Teow(通称CKT)そしてペナンではChar Koay Teow. どちらも、きしめんのような米で出来ているクェイティオウ(粿定)という麺を使用する(ただシンガポールではホッケン麺を混ぜて使用するー二つの麺を混ぜて食感に違いをもたらす、にくいテクニックだ。ホッケン系の料理でもあり、潮州系の料理でもあり、シンガポールではどちらともいえない。味付けは大きな違いだと思うーシンガポールのはやはりスイートソイソースを使用するので、甘めだがその中にもサンバルチリのガツンとしたキックがある、絶対的にドシっとした味わい。ペナンのは甘さがなく、チリソースとソイソースが味のウエイトをしめていてあっさりだが、鴨のたまごとラードをふんだんに使用するのでコクはある。そしてなによりペナンのは具材にエビが入るのでその味はソースに伝わっている。現地ではウォックヘイ(Wok Hei)という独特の中華鍋がもたらすキャラメリゼっぽいスモーキーな味がよしあしを決める。写真一番上のが、私の好きなホンリム(Hong Lim Complex)のOutram Park Fried Char Kway Teow、その下が、ペナンの有名なAh Leng Char Koay Teow.両者とも小ぶりの赤貝(現地ではCockles(英)、See Hum(ホッケン)、Kerang(マレー)と呼ばれている)が入る場合が多いしあたる場合があるので覚悟は必要だ。味的には好き嫌いが別れるところだ(写真下)。

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