シンガポールへ2ヶ月前に旅行したさい、チンチャロをお土産に購入した。チンチャロはディップとして旨いと思っていたが、いったいこれで何の料理が出来るのかを考えた。色々、調べた結果、なんとも人類の考える事は国境を越えてしまうのだと感動を覚える。もともとチンチャロは韓国の発酵した網エビの塩辛と良く似ている。先月、ソウルを訪れた時に、いたるところにこの網エビの塩辛が提供されていた、まさにチンチャロのように。そして必ず一緒に食べるたのが、蒸豚である。網エビの塩辛の独特な深みのある塩分が豚の脂にすこぶる合う。ノニャ料理の決定版といっていいほどの本を私は持っている。これに出ていたが、ヘイヤッケー・チャー・バッ(ク)だ。ヘイヤッケーは福建語でチンチャロの事でチャーは炒める、そしてバックは豚を意味する。にんにくとチンチャロを炒めた後に、柔らかく蒸した豚バラを赤唐辛子と青唐辛子で炒めるだけ。塩はチンチャロの塩分で十分だ。ソウルで食べた料理同様、良く似ていて旨い。
0 件のコメント:
コメントを投稿