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シンガポールにはカヤジャム(kayaと書くが正しい発音はka-yerだそうだ)という特産品がある。ジャムという表記だが、果物で出来たジャムではない。カヤジャムとはココナッツミルク、砂糖(パームシュガー)、卵、パンダナスリーフでつくるカスタードのような甘いスプレッドの事だ。パンにバターとカヤジャムをたっぷりとぬれば、カヤロティ-Kaya Rotiの出来上がりだ(カヤトースト−Kaya Toastとも言われている)。ちなみに、ロティはインドのウルドゥ語でパンを意味する。朝食やおやつの時間にシンガポールスタイルの甘いコンデンスミルクの入った紅茶(テータリッ・Teh Tarik)やコピ(Kopi=コーヒー)と一緒に頂く。このようなお店をシンガポールではKopitiamコピティアムという(コピ=マレー語でコーヒーそしてTiam-ティアムはホッケン語でお店=コヒーショップ)。イーストコーストロードのカトン(加東)付近のペラナカンエリアに老舗コピティアムのチン・ミー・チンはある。温かいふかふかのトーストとカヤジャムの上に乗っけたバターがカヤジャムのコクを一層引き立てている。ここはカヤジャムが最も有名なお店で1925年に創業。レトロな店内はシンガポール人でない私でもノスタルジックな旅へとタイムスリップしてくれる。
ちなみにカヤとはマレー語で"rich"=濃厚という意味だそうだ。
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