10.08.2009

Nasi Goreng & Prawn Sambal Bostadar


ユーレイジアン料理の本の著者であるマリーゴメスさんによると、シンガポールとマレーシアのユニークで貴重なユーレイジアン文化は悲しい事に、徐々に無くなりつつあるそうだ。他の民族(チャイニーズ、マレー、インド系)との混血ユーレイジアン2世、3世は恐らく忙しい現代社会の波とともに、その文化を全て吸収出来ずにいるのが現状だ。またその文化を知っていても100%実施出来ていない(日本も大きくその方向に進んでいる)。シンガポール食文化を研究する上で、ユーレイジアン料理は重要な位置づけにある(植民地時代の歴史がよく分かる)。今回は海南鶏飯食堂のマカナイで調理したのが、ユーレイジアン風のナシゴレンとエビのサンバルボスタダールである。ボスタダールはユーレイジアンで、「ひっぱたく」という意味だ。ふんだんに青唐辛子を使用するのでその激辛な逸品はまさに顔をひっぱたかれたような感じだ。ベースはココナッツでほのかに甘いのだが、辛さが後から来る。ユーレイジアンのナシゴレンは、どちからというとピラフっぽいしあがりになっている。米粒の赤色はケチャップではなく、チリパウダーだ。

2 件のコメント:

aki さんのコメント...

This blog got me really excited!
Sinporean married to a Japanese, now living in Tokyo. We passed by your restaurant today at Ebisu and decided we have to have lunch at this place the next time!

Shigeki Koshiba 小柴茂樹 さんのコメント...

Dear aki, Thanks for your feedback! Please understand that for lunch, our restaurant serves only chicken rice and curry due to limitations.